環境整備活動
環境整備は根である。根がしっかり張れば大樹となる。
形を磨いて心を磨く。
やっていますレベルではダメ。出来たことが大事。
毎日毎日繰り返し行い、全員参加でトコトンやる。
仕事の質と成果への執着心を高める。
私たちは、環境整備プロジェクト、通称「環プロ」の中で5つのチームを組み、気付き・チームワーク・品質を磨いています。環プロを通して、性別・年齢・業務内容の違いを超えてMCSの価
朝礼
朝礼チームでは、社員全員が朝礼で気持ちの良い一日のスタートを切れるよう日々務めています。同じことの繰り返しで型にはまりがちな朝礼を打破すべく、試行錯誤しながらメニュー改善に努め、堅苦しく形式ばった朝礼ではなく皆から笑顔がこぼれるような前向き朝礼を目指しています。
まずは朝の怠さ解消のための「ストレッチ」から、活力と笑顔を引き出す「本気で絶叫じゃんけん」、雑念やストレスを緩和させる「瞑想」で仕事モードへ切り替えを促し、全社員で大きな声を出して「経営理念の唱和」します。
次に、2分間スピーチを行います。これは、人前で自分の言葉で自分の感情を伝えること、分かり易く纏めて用件を伝えることを訓練するために行っています。日替わりで社員がスピーチを行い、話の組み立て方、伝える力を養っています。
最後に、社内の報連相がスムーズに行われるために各課・各チームからの報告、お客様の慶弔報告、本日の来社予定を確認し、潜在意識に働きかけて成功を引き寄せる為の「アファーメーション」を皆で唱えて終了します。
SNSや社内チャットなどが普及するなか、皆が顔を合わせて、コミュニケーションが取れる朝礼はMCSの伝統そのものです。
掃除
MCSでは朝礼後、全社員で社内清掃を行い1日のスタートを切ります。
掃除は誰かがやってくれると思うとどうしても甘えが出るものです。社長・幹部・若手の全員で行うことに意義があり、掃除チームはその清掃を指揮しチェックするのが仕事です。
弊社の掃除は、2階建ての社屋をフロアーごとに社員分担します。担当は週ごとに代わるため、誰がどの場所を掃除しても同じ状態が保てるようチェックリストを活用しています。見るところや気になるところは人によって異なるため、チェックリストは社員の気づきによって更新されます。それを皆が共有することで、更なる社内美化で繋げています。きれいな職場環境は仕事のモチベーションを高め、きれいなオフィスはお客様の信頼度も高めます。
私たちは、掃除によって養われた「気づきの力」は仕事に活かされ、お客様へのきめ細やかなサービスに繋がると考えています。
整理・整頓
整理・整頓チームは、社内の整理・整頓活動と社員の整理への習慣づけを担っています。行き届いた整理・整頓は見た目の良さだけでなく、お客様の大切な情報を正しく管理し、探すムダを減らすなど、品質・時間管理の面からMCSの価値向上に繋がっています。
普段、業務の影となって疎かにされがちな整理・整頓を、チームが日々チェックし注意喚起を実施します。机の上、下、中、PCの保存内容、キャビネットや社員の共有スペースに至るまで必要なものを必要な時に取り出せ、皆が情報の共有ができる環境を整えることがチームの役目です。
お客様の大切な情報をお預かりする会計事務所の観点からも「お客様の情報を個人で保管しない」「書類やデータの管理を徹底する」などコンプライアンス遵守の為の第一歩が整理整頓です。チームからのメルマガ・アイディアの提供を通して社員へ気づきと自覚を与え、日頃から互いに注意喚起できる社風づくりを目指しています。
挨拶・礼儀
挨拶・礼儀チームでは、挨拶の形や質を磨き、全社員がいつ、どこで、誰にお会いしても気持ちのこもった挨拶ができるよう日々活動しています。
弊社では社員の出退社の際、全員が立って挨拶をします。これはお客様の来社時に手を止め、正面を向き、相手の目線の高さで行う「挨拶を仕事に優先させる」為の訓練です。どうしても業務に没頭して「ながら挨拶」が定着してしまうオフィスでの挨拶も、このルールを守るようになって、皆の挨拶に対する意識が変わりました。
また、朝礼の時間に笑顔を作るトレーニングや挨拶・お辞儀のトレーニングを実施しています。挨拶はコミュニケーションの最初の一歩、トレーニングを通して自然と所作が身につくことで、MCSブランドの構築を目指しています。
挨拶トレーニングとあわせて、社会人としてのマナーとモラルを身に付ける為の取り組みも行っています。朝礼時に簡単なマナークイズを行ったり、時代の中で変化するビジネスマナーをメルマガで配信したり、身だしなみチェックによる気づきを与えたりと、幅広く情報提供する事でMCS価値観の共有を図っています。
ありがとうカード・お礼状
ありがとうカード・お礼状チームは、ありがとうの心を磨くお手伝いをするチームです。
弊社では社員間のありがとうを伝えるコミュニケーションツールとして「ありがとうカード」を活用しています。脳は「ありがとう」と伝えることで、その人に対して感謝する合理的な理由を探し出し、これにより周りの人のいいところが見えやすくなると言われています。もちろん声に出して「ありがとう」を伝えることも大切ですが、カードに書くということは伝える側は、ありがとうの理由を明確にしなければなりません。すると受け取る側は、理由を知ることでより一層嬉しくなり、その人がありがとうカードを書く為に時間割いてくれたことにもありがたみを感じるものです。
これは、お礼状へも繋がっています。MCS社員がお客様へお送りするお礼状はもちろん手書きで、年間約400通のお礼状を送っています。社員それぞれのキャラクターを活かし、その社員ならではの文章でお客様へ感謝の気持ちをタイムリーに伝えることを意識しています。お礼状を送ったお客様から喜びの声を頂いたり、その1通がお客様との関係を深めたエピソードなどを聞くとやりがいを感じます。