人材確保等支援助成金 | 派遣社員の概要

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【もっともっと!助成金有効活用】
人材確保等支援助成金(人事評価改善等助成コース)


<この助成金のポイント>

人材不足の解消を目的とするもので、生産性向上のための人事評価制度と賃金制度の整備を通じて、生産性の向上、賃金アップおよび離職率の低下を図る事業主に対して助成をするものです。

<支給要件>
(A)制度整備助成/事業主が、生産性向上のための能力評価を含む人事評価制度と2%以上の賃金アップを含む賃金制度の整備、実施をすること
(B)目標達成助成/(A)に加え、人事評価制度等の適切な運用を経て、生産性の向上、労働者の賃金の2%以上のアップ、離職率の低下に関する目標のすべてを達成すること

<支給額>
(A)制度整備助成/50 万円
(B)目標達成助成/80 万円

【社労士がズバッ!職場のQ&A】
派遣社員の概要について教えてください

 

<質問>

システム開発企業の経営者です。これまでは私も含め 10 名ほど全て正社員でやってきました。今回、開発担当と事務担当で増員を考えているのですがなかなか採用に至らず、派遣社員を迎えることを検討しています。最近は派遣社員が同じ会社にいられる年数に制限もあるようですが、その概要を教えてください。

<回答>

一般的に派遣契約とは求職者が派遣会社に登録した後、派遣会社が派遣先企業とのマッチングを行い、その決定後に求職者が派遣会社と雇用契約を締結するというものです。これが「一般派遣」と呼ばれる形態で、1人の者が同じ企業で働くことのできる期間は最長3年です。これとは異なり「無期雇用派遣」は派遣契約が反復され5年を超えて無期雇用契約となった派遣労働者を派遣する契約で、派遣先企業との契約が続く限り年数の制限はありません。また「紹介予定派遣」はあらかじめ派遣先企業での直接雇用を目指すもので、その企業で最長6カ月の就業後に双方が合意すれば正式採用が可能です。今後の人材育成を念頭に検討するとよいでしょう。なお2020年4月からは、派遣先企業にも教育訓練の実施や福利厚生施設利用への配慮が課されますので注意してください。

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