65歳超雇用推進助成金 | 夜間や休日のメール対応

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【もっともっと!助成金有効活用】
65歳超雇用推進助成金


<この助成金のポイント>

高年齢者が意欲と能力のある限り年齢に関わりなく働くことができる生涯現役社会を実現するため、65 歳以上への定年の引き上げや高年齢者の雇用管理制度の整備等、高年齢の有期契約労働者を無期雇用労働者に転換させた事業主に対して助成するものです。

<助成金コース>
「65 歳超継続雇用促進コース」
「高年齢者評価制度等雇用管理改善コース」
「高年齢者無期雇用転換コース

の3つのコースに分けられます。

<支給額>
「高年齢者無期雇用転換コース」の場合、計画期間内に無期雇用労働に転換された対象労働者1人につき 48 万円(中小企業以外は 38 万円)

【社労士がズバッ!職場のQ&A】
夜間や休日のメール対応について教えてください

<質問>

IT企業で人事を担当してます。複数の社員から「上司から夜間や休日に仕事に関するメールやSNSメッセージが届きます。見れば対応せざるを得ないし、見ないでいると上司の気分を害する気がして仕事を離れても気が休まりません」と相談されています。対応策としてどのように進めればよいでしょうか。


<回答>

仕事でメールや LINE などを使うことが多くなり、それらを利用して勤務シフトの連絡を行う会社もあります。業務連絡や報告は仕事の一部なので勤務時間内に行うべきですが、連絡程度なら勤務時間外でも問題はないと思う人は多いようです。しかし、海外ではすでに「つながらない権利」まで認められています。発信者が連絡のつもりでも、それによって勤務時間外に仕事のことを考え、オフの時間が楽しくなくなって職場や仕事が嫌になり、最悪の場合、離職にまで進む恐れもあります。先に成立した「改正労働施策総合推進法」(通称パワハラ防止法)に照らせば「上司という優越的な立場で緊急ではない用件に対応させて労働者の就業環境を害した」としてパワハラに認定される可能性もあります。今回の相談を契機に時間外の連絡に関する社内ルールを検討するとよいでしょう。

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